北風が吹きすさび、千の雪の山を巻き上げた。

薄暗い空の下、2組のやせ細った人影が通りの壁の角に身を寄せ、冷たい風と雪が絶えず襲いかかり、2人を凍えさせた。

これは2人の8歳か9歳の小さな乞食、ぼろぼろの服、薪のように薄い、2つの小さな顔が赤く凍って、薄いわらの靴の下で、一対のつま先が赤く凍って腫れ、さらには膿を流し始めた。

目の前の乾燥した薪の山は、厚い雪の層で覆われていた。

一日屋台を出したが、誰からも頼まれなかった。

日が暮れた今、通行人はさらにまばらだ。もしまた店を開けなければ、凍てつく雪の中で凍死してしまうのではないかと心配になる。

「リンア姉さん......」若者は懐から黒くて硬い肉まんを半分取り出し、肩にもたれかかった若い娘に硬く手渡し、言葉を発しようとしたとき、突然突風が吹き荒れ、雪の結晶が一瞬にして彼の目を釘付けにした。

「早く肉まんを食べなさい」。

ティーンエイジャーは目をこすりながら言った。

彼の手は赤と緑で、凍傷に覆われ、ある種の悪臭を放っていた。