「これは一体何なんだ？

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ひかりはスタジオの中で、研究室の器具をしきりに押していた。

というのも、つい3日前、なぜか突然、光の国の周辺からドーンという大きな音が聞こえ、その後、正体不明の巨大な光のスクリーンが出現し、光の国を恐怖に陥れたのだ。

何しろ、光の国の前に瞬時に出現し、光の国のセキュリティ・システムにも触れていないのだから（光の国のセキュリティは基本的に見せかけのもので、本当にそれほどのものであれば、科学研究成果が盗まれるような事件は多発していないはずだ）。

最初は敵の攻撃だと思い、すぐに警報を鳴らしたが、光の王国の戦士たちが攻撃してみると、彼らも異変に気づかず、ただそこに画面が現れただけだった。

器械で探知してみると、光の粒子以外は何も探知できないことが判明した。手で触ってみると、それは通り抜けるものだった。ヒカリのテストでも問題は見つからなかった。カワウソの父は、危険は見つからず、動かすこともできないので、探知されるのを待つために、そのまま休ませておくしかないと、皆を帰らせた。

"ヒカリ巡査、あなたも休んでください、3日間ほど目を閉じていませんよ"

軽いコーヒーの入ったカップを持った青人種の科学者がそれを手渡した。

"まさか、こいつが危険な目にあったらどうするんだ、光の国の玄関口にまで来ているんだぞ、これは放っておけない"。